去る６月２９日に京都の蘇生会総合病院２階ロビーにて、今年もコンサートwith千鶴子で演奏させていただきました。　ずっとご一緒しているピアノのあべありかさんと、そして今回はソプラノの水島育さん、柚木たまみさんとのSummerConcertとなりました。　皆さまご存知の夏の歌メドレーで始まったコンサートは、あべさんが伴奏されるピアノに乗って、お二人のソプラノが涼やかにロビーに響きわたり爽やかな風の様でした。

　私はソロでショパンのワルツop.69-1(別れのワルツ）とエチュードop.25-1(牧童）を、また連弾ではモーツアルトのアイネ・クライネ・ナハトムジークを演奏させていただきました。　最後は皆様とご一緒に〈ふるさと〉を歌いましたが、私自身歌うことも大好きですので、とても楽しくあっと言う間に時間が過ぎました。

　また4月7日のことですが、病院併設の老人保健施設[アールそせい]でも、あべさんとの連弾やソロ、指の体操や皆さまとのお歌等で、楽しい時間をご一緒させていただきました。久しぶりにこちらにもお尋ねできて、集まってくださった皆さまにも楽しんでいただけた様で、とても嬉しい時間となりました。

　令和元年5月19日に京都大学YMCA会館・二階ホールに於いて、京都楽癒コンサート主催によりリサイタルを開かせていただきました。初めて伺ったのですが会場はカザルスホールなどを設計したヴォーリズの初期の建築物で、木造の自然な響きの、とても趣のある建物でした。　

司会進行等お世話をしてくださった西脇先生とは３０年ほど前にご縁を頂き、当時は京都伏見の国立京都病院で行われていた院内の病院コンサートに、二度出演させていただきました。また会場をお借りして生徒さんの発表会を一度させていただいたこともありました。   ご自身もバイオリンをお弾きになり大変クラシック音楽への造詣が深く、またその温かく細やかなお気遣い、気さくで楽しいお人柄のもと、演奏家はじめ多くの皆さまが集い、多忙なお仕事の中、今も京都楽癒コンサートとして40年来お続けになっています。

昨年私がびわ湖ホールでリサイタルを開きましたのをきっかけにお声がけを頂き、今回またこのような機会を持たせていただくことになりました。

　プログラムはびわ湖ホールでの曲目、(今回はリストのダンテを読んでを除きました、スカルラッティのソナタ3曲、ショパンのノクターン遺作、作品１０のエチュードより８、９、１０番の3曲、幻想曲、リストのペトラルカのソネット第１０４番、ラ・カンパネラ）に加えて、ショパンのスケルツォ第1番とリストのコンソレーション第3番を、またアンコールにはエオリアンハープと別れのワルツを演奏させていただきました。

　居心地の良い素敵な空間の中でまた新たな発見を体感させていただき、とても貴重な時間を持たせていただきましたこと、西脇先生はじめ楽癒コンサートでお世話になりました方々、お集まり下さった皆さまに、心より感謝いたしております。

12月15日に京都伏見の蘇生会総合病院2階ロビーにて、ピアノのあべありかさん、ハンドベルのベルカルッテト・アルティカさん＋サンタクロースさんとご一緒にクリスマスコンサートをさせていただきました。ハンドベルの美しい響きでアメイジング・グレイス、あわてんぼうのサンタクロース等、リズム遊びやきよしこの夜を皆さまとのお歌を交えて計１０曲を演奏され、私はあべありかさんとの連弾で　主よ人の望みの喜びよ　と、ソロでショパンのエチュード　作品１０－３（別れの曲）、ガーシュインの　素敵な気持ち、アイ　ガット　リズムを演奏いたしました。今年もまた皆様とご一緒に楽しいひとときを過ごさせていただき、終演後喜んで感想を聞かせてくださった方もいらしてとても嬉しく思いました。

6月23日（土）１５時より蘇生会総合病院２階ロビーにて　コンサートwith千鶴子で、今回も少し演奏させていただきました。このコンサートも16回目となりましたが、

京とりこさん（ソプラノ、フルート、ピアノ）の素敵なアンサンブルが爽やかに響き皆さま夏の思い出や、椰子の実の歌を楽しんで聴いておられました。

私は今回はあべありかさんとの連弾でフォーレのドリーより４曲と、ソロはショパンの幻想即興曲を弾かせていただきました。朝から本降りの梅雨の最中のひとときでしたが、皆様とご一緒に楽しく過ごさせていただき有り難く思いました。

5月27日にびわ湖ホール小ホールでリサイタルをいたしました。

プログラムは　前半は　スカルラッテイ　ソナタ　ｋ.380  k.9  k.141  　

 ショパン　ノクターン　第20番嬰ハ短調　遺作

  エチュードop.10-8  op.10-9 op.10-10   　幻想曲　op.49

後半は　リスト　パガニーニによる大練習曲　第3番　ラ・カンパネラ

巡礼の年報　第2年「イタリア」より 　Ⅴ.ペトラルカのソネット第104番

Ⅶ.ダンテを読んで 　を演奏しました。　そしてアンコールにはショパンのエチュード　op.25-1

エオリアンハープを弾かせていただきました。　

終演後、お越しくださった皆様にご挨拶に立たせていただきました。遠くからわざわざ駆けつけてくれた生徒の皆様や友人たち、本当に久しぶりにお会いできた懐かしい方々はじめ、この日を楽しみにしてくださっていた地元の皆様にお会いし、この演奏会のひと時を、喜んでいただけたご様子を拝見しとても嬉しく思いました。

このようなひとときを持てましたこと、ご縁いただきました皆様、お力添えいただきました周りの皆様に心より感謝申し上げます。

2017年12月16日に蘇生会病院２階ロビーにてクリスマスコンサートを、ベルエチュードのみなさんと、また9月3日にはアールそせいであべありかさんと秋のコンサートをさせていただきました。

皆様と共に楽しく過ごさせていただきました。

11月26日に、蘇生会病院２階ロビーにて　コンサートwith千鶴子vol.13 、今回はクリスマスコンサートとしてさせて頂きました。　こちらの病院ロビーとアール蘇生でいつもご一緒させて頂いてるあべありかさんと、今回は連弾で　　♪バッハ　主よ人の望みの喜びよ　♪モーツアルト　連弾ソナタkv.521　２．３楽章を、ソロでは　♪リスト　愛の夢　を演奏しました。また今回あべさんの後輩で初めて参加された、ソプラノの水島育さんが

アヴｪ・マリアやペチカ、モーツアルトの夜の女王のアリア等歌われ、歌声が華やかに響いていました。

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12月18日にはパークピア滋賀で、2回目のミニコンサートをさせて頂きました。今回はクリスマスミニコンサートで、クリスマスキャロルメドレーや、トロイメライ　愛の夢等を弾かせて頂き、きよしこの夜を皆さまと一緒に歌わせて頂きました。そして最後はパークピアの皆様がお好きだという「青い山脈」の合唱となりました。とても楽しかったです。

今回はお近くにお住いの方も聴きにきて下さり、それもとても嬉しいことでした。

１０月２日に、こちらでは今年２度目のﾐﾆｺﾝｻｰﾄをさせて頂きました。当日のプログラムは前回演奏した、モーツアルトの連弾ソナタｋｖ５２１の１楽章に続き、簡単な曲の紹介を交えて、今回は２、３楽章も入れ全楽章をあべさんと弾かせて頂きました。　その後同じくモーツアルトのトルコマーチに合わせて、指、手首、肘、上腕をリズミカルに動かす体操を指導させて頂きました。　

みなさんとても熱心に取り組んで下さり、最後はあべさんにトルコマーチを弾いて頂き、楽しんで聴いておられました。中には聴きながらも、今していた指の体操をそっとされている方もいらして、とても嬉しく思いました。　その後はいつもの様に皆様と一緒に、今回は　♪赤とんぼ　♪どんぐりころころ　♪里の秋　を歌いました。

この蘇生会病院の併設施設であるアール蘇生には、アップライトピアノを寄贈した、千鶴子さんのお母様もこの日聴きに来て下さり、にこやかな変わらぬ笑顔と、皆様のご様子に、また改めて感じ入るものがありました。

　７月１６日に草津市にあるグループホーム「ﾊﾟｰｸﾋﾟｱ滋賀」さんで、曲についてのエピソードを交えながら、３０分ほど弾かせて頂きました。施設が開設してからまだ５年と新しく、館内はとてもゆったりとした素敵な空間で、そこにお住いのご年配の方や、お近くのホームから来て下さった方に、ほんのひとときですが、ピアノの響きを楽しんで頂けたようでとても嬉しく思いました。

プログラムは　1.　バッハ　平均律クラブィーア曲集第１巻より第１番　前奏曲

2. ショパン　エチュードより　op.２５－１(エオリアンハープ)

3.  op,10-３（別れの曲）

4. op.１０－８　

5. リスト　コンソレイション(慰め）より第３番　　6.　ラ・カンパネラ　でした。

最後に皆さまと「ふるさと」を歌いました。

このような施設での初めてのﾐﾆｺﾝｻｰﾄでしたが、とても心に残るものとなり、ご縁に感謝致しております。　

５月２１日に蘇生会総合病院の二階ロビーにて、ピアノと歌のコンサートで弾かせて頂きました。毎回入院されている患者の方や看護してられる方に、できるだけ喜んでいただけるようなプログラムとなっています。

アール蘇生の施設と同様にこのロビーのピアノは、２０１０年に亡くなった大切な友人の吉田千鶴子さんが寄贈したもので、同じく彼女の学生時代からの親友のあべありかさんと一緒に、年に２回こちらでもコンサートをさせて頂いています。早いものでもう１２回目になりました。毎回あべさんのトリオのフルートや歌の方が来て下さり、私はあべさんとの連弾やピアノソロで参加しています。

今回は連弾はモーツアルトのソナタ、ソロではショパンの別れのワルツと子犬のワルツを演奏しました。

後半は声楽家の柚木たまみさんの素敵な歌声に合わせて、いらしてくださった患者の方と、青い山脈や四季の歌などを一緒に歌わせて頂き、笑顔を向けて下さったのが嬉しく思いました。